腹膜透析(CAPD/APD)とは?

腹膜透析(CAPD/APD)とは?

腹膜透析(Peritoneal Dialysis:略称PD)は、在宅で行う透析療法で、通院は月に1~2回程度です。
生体膜である「腹膜」を利用して血液浄化を行います。


就寝中に器械を使って自動的に行う方法(Automated Peritoneal Dialysis:略称APD)と、日中に数回透析液バッグを交換する方法(Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis:略称CAPD)があります。
個人差はありますが、血液透析(Hemodialysis:略称HD)と比べ、透析導入後も残腎機能を温存することができ、尿がでなくなる時期を遅らせることが可能と言われています。

PACD

腹膜透析(CAPD/APD)の特長

生活にあわせた治療が可能です。

腹膜透析(PD)は在宅治療が基本となるので、月に1-2回の通院で治療を行うことが可能です。


そのため、透析液の交換以外は今まで通りの生活を続けることができ、通学、就労、家事、旅行などが可能です。
また、機器や透析液の進歩により、睡眠中に自動的に透析液の交換を行い、日中の透析液交換を行わない治療法や、高分子ポリマーを浸透圧物質として使用している透析液を用いる事で、より長時間の貯留を可能にするなど、患者さん個々の生活パターンに合わせた治療を行う事が可能です。

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腹膜透析のしくみ

腹腔内に透析液を出し入れすることで、体の過剰な水分や老廃物を除去します。
腹腔内に透析液を一定時間入れておくと、腹膜を介して血液中の不要な老廃物や過剰な水分が透析液側に移動します(拡散)。
その液を体外に取り出して血液浄化を行います。

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透析液の出し入れをするために、シリコン製のカテーテルを簡単な手術によって腹部に留置します。カテーテルのうち、体外に出る部分はわずかですから、活動の妨げにはなりません。